『研究授業』~子どもたちの学力向上を目指して~
阿室校では,『生き生きと活動し,生きる力を育む阿室っ子の育成』を目指して,小規模校の特色を活かした教育活動の充実をサブテーマに掲げ,日々研究を行っています。今日は,その第1回目の研究授業がありました。本来ならば,1間前に予定されていたのですが,何と当日,たった1人しかいない生徒が体調を崩して休むという緊急事態が起こり,研究授業が1週間延期されていたのでした。長い教職生活で初めての経験でしたが,子どもがいるから学校があるということを改めて実感させられた気がしました。そうです,一人一人の子どもが“宝”なのです。
さて,今日の授業は中学2年の『国語』でした。向田邦子さんの『字のない手紙』を読み深めるのがその目的でした。教師1人,生徒1人の授業がメリハリを持って進み,著者になり切って“父親への作文を書くことで思いをまとめる”ことができました。授業研究では,個に応じる手立て,読み深める工夫と読み広げる工夫について話がされ,小・中学校にとって互いによい研修となりました。これから年に1人1回の研究授業が続きます。子どもたちのためにともに技術を磨きましょう。 管理人
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