昨日の夜までは,午前中のみ天気が安定(曇り空)しているという予報だったのですが,一夜明けてみると朝から雨が降っていて,今にも強く降り出しそうな暗い雲に覆われていました。
早速,テレビのデーター放送,インターネットの天気予報・アメダス画像,名瀬測候所,地元の漁師の方々・・・,いろいろ情報を集めて,結局『予定どおり実施』することにしました。
いざ始めると,止んでいたいた雨が少し降り出したり,風が出てきたりと不安材料だらけでした。しかし,子どもたちの熱気に押されたのか,段々雲の厚みがとれていき,絶好とは言えないまでもまずまずのコンディションとなりました。風があったためか,水から上がると少々寒く感じました。
始めに,古仁屋海上保安署の方々に,『救急救命法』の講習会をお願いしました。
これは,毎年行っているもので,海が身近にある阿室校にとっては,不可欠なものです。溺れた人への対応は,基本的には大人を呼ぶことが大事ですか,誰も近くにいないときには,必要となってくる知識です。それだからこそ,子どもたちは,熱心に取り組んでいました。
長袖,長ズボンを着て水に入り,着衣のまま海に落ちたときの対応について学びました。慌てずに,身体の力を抜いて仰向けになると身体が浮くことを体験したり,ペットボトルやレジ袋を使うと,身を浮かすことができることも学びました。
さて,いよいよ,次は『遠泳大会』です。
海に125mのコースを設定し,そこを何往復できるか挑戦しました。
最長が1,000m・・・4往復です。
3年生以上の子どもたちが挑戦し,それぞれ自分の目標に向かって力の限り泳いでいました。
もちろん,海岸からも,海の中でも,そして船の上からもみんなが見守っています。
浜のテントの中からは,保護者はもちろん,地域のおじぃ,おばぁの声援も聞こえます。
そんな応援が力となったのでしょう,どの子どもも,いつもの記録より数段良い記録を出してくれました。
人は持っている力を出し尽くしたとき伸びるもの・・・という言葉があります。子どもたちが一生懸命目標に向かって頑張る姿は,本当に美しいですね。
今日,子どもたちは大きく成長できたことと確信しています。
地域の皆さん,応援はもちろん,テントの設営,運営,撤収,伴走船といろいろな協力をいただきありがとうございました。
感謝,感謝です。
“どうか,どうか” 管理人
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