『八月踊りを楽しみました。』
八月おどりについて
南の島の正月は,かつて旧暦八月であったと言われ,この八月正月の中心を奄美では,『三八月(ミハチガツ)』といって,アラセツ,シバサシ,ドンガという祭りが,数日を隔てて行われています。(・・・ここ阿室では,ドンガは,集落全体のものとしては行われていない。)
阿室では,この行事を以下のように受け継いでいます。
・・・阿室ではと言ったのは,各集落で取り組み方がそれぞれ違うのです。
アラセツ
9月7日(土)の午前4時半に,集落のアシャゲ前の広場に集落民が集まり,夜が明けるまで輪になって八月踊りを続ける。
夜が白んできたら,トネ屋と神屋と親ノロ様の3カ所を巡ってそれぞれの場所で踊り,御神酒と烏賊(のし烏賊の焼いたもの?)をいただいて終わる。
七日七夜
アラセツの晩から,毎晩八時に集まって八月踊りをする。(約1時間程度)
シバサシ
9月13日(金)の午前4時半に,集落のアシャゲ前の広場に集落民が集まり,夜が明けるまで輪になって八月踊りを続ける。
その後,各家の軒に,“ シバ ” ( すすき? ) を挿して,お祓いをする。
ここ崎原地区では,古来からの奄美の伝統が受け継がれ,神々が宿るシマ(集落)なのです。
少々疲れが溜まっている 管理人
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