『集落の消火訓練に参加しました。』
学校がある阿室集落は,大正5年に,子どもの火遊びを原因となる“阿室大火”を経験しています。
12月1日,集落内にサイレンが鳴り響きました。
『訓練火災,訓練火災。集落民は,直ちに阿室墓地まで集まってください。』の放送が流れ,手に手にバケツを持った人々が走り,墓地に急ぎます。
墓地付近では,人々が阿室川からバケツリレーで水を運び,火元に向けて水をかけます。
そのうちに,消防団のポンプが到着し,川から水をくみ上げて火元にかけ,一次訓練は終了となります。
二次訓練は,消火栓からホースをつなぎ,放水する訓練です。
男性だけでは無く,女性陣も積極的に訓練に参加し,実際に放水訓練も行います。
この日は,集落内における“たき火”も禁止となります。
大正年間から百年以上続いている訓練が,人々の意識を高めていることは言うまでもありません。
皆さん,いつも心に “ 火の用心 ” を意識しましょう。
管理人
コメント