『日日是好日』とは・・・
これは,先日の書き初め大会で中学生が挑戦した言葉です。
今まで何度が目や耳にし,その意味もそれとなく分かっていたつもりだったのですが,子どもに聞かれた時に備え,調べてみました。
日日是好日: “ にちにち これこうじつ ” と読んだり,“ にちにち これこうにち ” と読んだりされているみたいです。
その意味は,
平々凡々,何事のさわりの無い穏やかな日々だけが “ 日日是好日 ” なのではない。
多くの人々は,“今日もよい一日でありますように。”と願い,無事を願う。しかし,現実はなかなかそのとおりにはいかない。雨の日,風の日があるように様々な問題が起こり,それに悩ませられる事ばかり続くかもしれない。
しかし,どんな風雨があろうとも,日々起こる好悪の出来事があっても,この一日は二度と無いかけがえのない一日であり,一時である。この一日を全身全霊で生きることができれば,まさに “ 日日是好日 ” になるのである。
つまり,好日は願って得られるのではなく,待って叶えられるものでもない。自らの生き方に日々好日を見い出す姿勢が大事なのだ。
只,座して待つのではなく,主体的に時を作り,充実したよき一日一日として生きていくことの大切さをこの言葉は教えているのです。
・・・,結局,こどもたちは聞きに来ませんでしたが,いやはや勉強になった一時でした。やはり,日々勉強です。学ぶ姿勢が大切なのですね。
追伸:子どもたちには,担当から事前に説明があったそうです。
管理人
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