『ハブ対応訓練』を行いました。
奄美地域ならではの安全教育,『ハブ対応研修・訓練』を実施しました。
講師は,村役場でいつもハブを扱っていらっしゃる,住民税務課の原田さんと内田さんにお願いしました。
研修の内容は,① ハブの習性を知ること ② ハブに噛まれた時の対処法について学ぶこと の2点です。
講師の方のお話によると,宇検村では昨年1年間に《2300匹》のハブを買い上げたそうです。その中でも,4~6月が最盛期で,年間の約7割がこの時期に捕獲されるそうです。
ハブは,約18℃で活動を始め,24℃位が一番活発となり,30℃を超えると活動が鈍るそうです。
また,直射日光下では,長く生きることはできないそうです。
講師の方のお話を聞いた後,実際にハブを校庭の芝生の上に放し,先生方による捕獲訓練を行いました。曇り空で気温も余り高くなかったためか,ハブはすこぶる元気で,口を大きく開け,今にも飛びかかるような仕草を見せて威嚇してきます。
それにもめげず,先生方は果敢に立ち向かい,捕獲棒を使ってハブを捕まえていました。
その後は,万が一,噛まれた時の対処の仕方を学習しました。
- 噛まれた場所の心臓に近い部分を,縛る。
- 余り動かないようにして,吸い出し器を使って毒を吸い出す。
- 病院に行くか,救急車を呼ぶ。
子どもの場合は,『大声で大人に助けを求める』事が大事だと,確認しました。
ハブに噛まれている人は,『ハブ』に慣れている人が多いそうです。
“ ハブは怖いもの ” という事を忘れず, “ ・・・いるかも知れない ” と 思って行動することが大事だと再認識しました。
できれば,会いたくないものです。
管理人
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