ハブ対応訓練がありました。
4月23日(水)3校時には,ハブ対応訓練を実施しました。講師に東京大学医科学研究所 特任研究員 農学博士 服部正策先生を招いて,ハブの生態について詳しく学習しました。服部先生は,瀬戸内町にある奄美病害動物研究施設で30年近く研究を重ねているのだそうです。。
子どもたちはもちろん教員も一緒になって,ハブの生態を教えていただきました。「ハブは,人間にかみつきたくてかみつくのではない。熱(赤外線)に反応する生き物なのです。ハブは,家の周りにはどこにでもいるんだという気持ちを常に持ちながら,気をつけることが大切です。ハブは,何もしないと攻撃はしないので,先に見つけさえすれば大丈夫です。」とか「ハブの毒は口にしても,飲み込んだとしても何ら問題ないので,万が一ハブにかまれたら,吸引器を使って毒を吸いとる,吸引器が無い場合は,口で毒を吸い取ることが第一です。とにかく,ハブの毒を体外に排出することが大事なのです。」など丁寧に指導していただきました。また,台湾や東南アジアにもハブは生息するが,奄美のハブが一番大きいのだそうです。
さすがに,ハブは怖いなと思いました。
怖がる人ほど,ハブにはかまれないとのことでした。ハブは大丈夫と楽観的に考えている人ほど,何度もかまれるのだそうです。気をつけましょう。よい研修ができました。服部先生どうもありがとうございました。
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