幻のリュウキュウアユを探せ~第3弾~
10月14日(土)、環境学習の一環で行なっている「阿室川の生き物調査」がありました。
一昨年、昨年に引き続き、今年で3回目の実施です。
今回は、講師に鹿児島大学国際島嶼教育研究センター奄美分室の吉川晟弘先生、奄美マングースバスターズの後藤義仁さん、オブザーバーとして日本自然文化研究所所長の立山芳輝さん、九州大学学生の神吉隆行さんに来ていただき、支援していただきました。
川に入る前に、吉川先生が研究されている海の生き物「ヤドカリ」についての講義がありました。私たちの身近にいる生物ヤドカリのこれまで知っているようで知らなかったことをたくさん聴くことができ、大変興味深い内容でした。
そして、いよいよ川に入っての調査です。
希少種のルリボウズハゼやテナガエビ、ヨウジウオ、ボラなどたくさんの生物を見つけることができました。
子供たちが調査したこのときは「リュウキュウアユ」を見つけることはできませんでしたが、実は数日前に後藤さんがリュウキュウアユを阿室川で確認しており、その個体も撮影されていました。(下の写真は後藤義仁さん提供)
リュウキュウアユが阿室川に戻ってきたことも確認でき、改めて豊かな自然環境について再認識できた時間となりました。
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