今年も稲作活動がスタートしました!
今年も阿室校の「稲作活動」で稲を育てます。小中学生で協力して苗床づくりと種まきを行いました。今年初めての田んぼはここしばらくの暖かい日差しも手伝って児童・生徒たちは, 春の訪れを感じながら, 意欲的に作業をしていました。昨年度は豊作だった稲作活動ですが,来年度はどうなるでしょう?元気な苗が育って無事に田植えを迎えたいですね。
阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)
創立144年の伝統ある小・中併設の小さな学校です。 一番多い時には,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても24名です。 小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。 本校は,学校内にあるたんぼで,地域の方々に協力をいただきながら行う稲作活動や阿室川でのリュウキュウアユの調査,世界自然遺産の島にある学校として積極的に行うSDGsの取組など,環境学習に力を入れています。 どうぞ,このブログで私たち阿室校の様子をください。
今年も阿室校の「稲作活動」で稲を育てます。小中学生で協力して苗床づくりと種まきを行いました。今年初めての田んぼはここしばらくの暖かい日差しも手伝って児童・生徒たちは, 春の訪れを感じながら, 意欲的に作業をしていました。昨年度は豊作だった稲作活動ですが,来年度はどうなるでしょう?元気な苗が育って無事に田植えを迎えたいですね。
中学2年生が主役の行事です。この日に向けて,将来の自分について考え,「立志の決意」の作文を発表しました。三人それぞれの座右の銘も披露しました。
立志式に続いて,「奄美から発信」~限りなき夢への挑戦と前進~ という演題で,NPO法人ASA奄美スポーツアカデミー理事長の園田明 氏 による記念講演が行われました。園田氏のエネルギー溢れる活動と,シマを思う気持ちや温かい人柄にふれることが
でき,保護者や地域の方々と充実した時間を共有することができました。
今年最初の土曜授業は,毎年恒例の「書き初め大会」。今年も,湯湾在住の岩元先生のご指導のもと,小学1年生から中学3年生までの20名が,一筆一筆に思いを込めて文字を書いていきました。小学生は学年ごとの課題を,中学生は意味や情景から自分が気に入った四字熟語を,「いきいきと」「大きな文字で」「筆順に気をつけて」書き上げました。
今回の作品は,AMAMI市美展に出品します。
本校の特色ある教育活動である稲作活動を締めくくるお楽しみの日です。当日は三集落全ての老人会,保護者・児童生徒・教職員を含め,約70名が参加し,美味しいお餅と島料理に顔がほころびました。来年2月には始まる稲作活動へ向け,少しずつやる気を出す子どもたちです。 また,冬休みにも餅つきなどの年末年始の島の伝統文化に積極的に触れてほしいですね。
12月2日(金)に持久走大会が行われました。児童生徒の体力と持久力の向上のために。そして,決めた目標に向かって最後まであきらめない強い意志を養うことをねらいとした活動です。小学校1・2年生は800M,小学校3・4年生は1600M,小学校6年生及び中学校女子は3000M,中学校男子は5000Mの距離を走りました。
大会当日は,晴天に恵まれながら1年生の誓いの言葉で開会しました。保護者や地域の方々からたくさんの応援を受けながら,みんな最後まで走る抜くことができました。
11月12日(土)に,学習発表会を行いました。今年度は,本校の特色の一つである稲作活動を再現した劇,島のことばや奄美の歴史についての発表,シマ唄の発表など,郷土学習にも力を入れてきました。展示の部では,絵や作文,家庭科や技術の作品をはじめ,保護者・地域の方々からも藍染,写真,短歌,生け花,絵画などを出品していただきました。
最後は六調で盛り上がり,シマの色があふれる,とてもすてきな学習発表会となりました。
10月18日に阿室校で大島地区の研究授業を行い、島内の約40名の教諭が参加しました。本校の3名の教諭が授業を提供し、指導のあり方等を話し合いました。多くの先生が見に来られたのでいつもと違った緊張した授業でしたが、児童・生徒たちは一生懸命に話し合いをしたり発表したりしていました。また当日は保護者や地域の方々にも協力を得ながら、「おもてなし」をしました。みんなで作り上げた研究公開になりました。感謝です。
9月25日(日)に、阿室校秋季大運動会を行いました。紅組10名、白組10名で、熱い戦いを繰り広げました。阿室校の運動会は、保育所生を始め、保護者や地域の方々も、それぞれの集落で、チームとなり、運動会に参加します。今年も天候に恵まれ、ケガ等無く、無事に運動会を終えることができました。結果は僅差で白組が優勝しましたが、両チーム共、練習から励まし合い、努力を重ねて来ました。今年のスローガン「キバレ!やっちゃが阿室っ子!~あきらめないで熱くなれ~」の通り、とてもステキな運動会になりました。
(この記事は中学校の技術の時間に作成しました。)
8月1日の出校日,7月19日に全校児童・生徒で収穫した稲の脱穀を行いました。今回は平田集落の老人会の方々にご協力をいただきました。
足踏み脱穀機やとうみなど,昔ながらの道具を使用しての作業ですが,注意点を教えてもらいながら子どもたちは頑張っていました。
今回,脱穀したお米を使い,12月にはお世話になった方々を招いて「もちつき大会」を行う予定です。今からとても楽しみです。
今年度初めての集合学習がありました。何度も一緒に学習してきた仲間ですが,やはり初めは久しぶりの再会に,少し緊張気味。しかし,一緒に学習を進めていくうちにすぐに打ち解け,交流することができました。「これまで,なかなか自分から話しかけられなかった」という生徒も「今回は自分から話しかけて仲良くなれてうれしかった」という感想をもったようです。社会の授業では,本物の土器や石器を実際に見たり触ったりすることができ,その他の授業では,多くの生徒と意見の交換や英語の会話などをし,普段少人数で授業している本校の生徒にとってはとても貴重な経験となりました。また,音楽の授業では「3月9日」をみんなで合唱し,大勢で歌うハーモニーを感じることができました。その他,奄美猫部の獣医さんによる講話を聴き,ノネコの現状と自然への影響について理解を深めました。
5月13日(金)に、湯湾駐在所の方と阿室郵便局長さんにお手伝いしていただいて「不審者対応訓練」を行いました。前半は、学校に不審者侵入してきたと想定した時の避難訓練。後半は、下校途中に不審者にあったらときの対応の仕方など2つの訓練を行いました。
知っている人が不審者役をやっていると分かっていても、
本当の不審者が現れたように怯える子ども達。緊張感がある訓練に
なりました。指導の中で、「いかのおすし」という言葉がありました。(いか)行かない、(の)乗らない、(お)大声を出す、(す)すぐ逃げる、(し)知らせる
被害にあわないのが1番ですが、何か起こったときは落ち着いて行動できるように、日頃からの意識が大切だなと感じさせられた時間となりました。
児童生徒が楽しみにしていた『春のなかよし遠足』。当日の明け方まで雨が降っていましたが,出発の頃には雨も上がり,計画通りタエン浜で実施することができました。
アップダウンの多い約4㎞の道のりは,入学して間もない小学1年生には険しいものでしたが,中学生と手をつないで歩き,楽しく会話をしたり草花を観察したりしながら,また,時には励まされながら頑張って歩ききることができました。
タエン浜では,全校生徒での阿室校恒例のしっぽ取りやけいどろ,宝取りで盛り上がりました。風が強い中でしたが,みんなでお弁当やおやつを食べながら楽しい時間を過ごしていました。食事の後は浜で遊び,最後は海岸清掃を行いました。きれいな海岸ですが,掃除をしてみると思っていた以上にゴミがあり,みんなで時間いっぱい拾いました。使わせていただいたお礼に海岸をきれいにでき,すっきりした気持ちで学校へ帰ることができました。
「ハブ対応訓練」を行いました。今年も、瀬戸内町の東大医科学研究所の特任研究員で農学博士でもある服部正策先生を講師にお招きして,ハブの生態や生息場所などについてお話していただきました。先生の話を,真剣な態度で聞いていた子どもたちですが,本物のハブがでてくると様子は一変。興奮と悲鳴にも似た声があちらこちらから上がりました。ケースに入ったハブを間近でみたり,本物の身体にさわったりと,普段はできない体験をした子どもたち。その後行われた質問の時間では,児童や生徒たちから,たくさんの質問が出て,とても充実した時間となりました。奄美大島のハブの毒は,沖縄や他の島のものと多少異なります。噛まれた場合の処置の方法も違うそうです。これからは,気温もどんどん上昇し,ハブの活動が活発になってきます。今回の学習で学んだことを生かして,ハブにかまれたり,被害にあったりしないように気をつけていきたいです。
4月12日(火)に,阿室校の特色ある教育活動の一つである田植えを実施しました。
田植えは平成3年から続くもので,本年度は子どもたち,職員,屋鈍老人会,保護者等総勢60名で作業に取り組みました。これまで20年以上の長きに渡って稲作活動を指導してくださった地域の方が勇退されたので,本年度は新しい指導者のもと,子どもたちは,田んぼの泥の感触を楽しみながら苗を1本1本丁寧に植えることができました。
植えた米は,7月に稲刈り,8月に脱穀をする予定です。また,12月には収穫したお米を使ってのもちつき大会も計画されています。これからの稲の成長がとても楽しみです。
草花が芽吹く季節,第69回入学式が行われました。
今年は小学校に4名,中学校に3名が入学しました。
新入生氏名点呼や誓いの言葉では,元気な返事や自己紹介,どんな中学生になりたいかなどそれぞれが発表し,会場の来賓の方々や地域の皆さんからたくさんの拍手をいただきました。式が終わり退場をするときには,花のアーチをくぐりながら地域の皆さんから「おめでとう。」「がんばってね。」と声をかけてもらい,初めは緊張していた新入生も,にこにこ笑顔で「ありがとう」と答えていました。
うららかな春の日,第68回卒業式が挙行されました。(前日まで嵐でした。)
中学生4名,小学生3名の児童生徒が節目となる日を迎えました。
在校生は早朝から念入りに体育館周りを掃除し,この晴れの日をステキに演出しました。来賓の方々・集落の方々,お祝いに多数参加していただき素晴らしい1日でした。
こうした温かい雰囲気につつまれて卒業していく,中学生の4名は,親子山村留学制度で小学5年生のころにここ阿室校に転入してきました。山有り谷有り,5年間の濃縮された月日を過ごし,阿室校を巣立っていきました。答辞でも述べていたのですが,周囲への感謝の気持ちを持ち続けこれからの日々もたくましく成長していくと思います。
小学生も1階の阿室小から2階の阿室中へ入学してくる予定です。3年後の卒業式が楽しみです。
2月13日(土)。阿室校では, 立志式を行いました。立志式とは, 奈良時代から行われている 元服の儀が元になっているもので, 当時は, 11歳~16歳になった男子は, 大人になった証として 着物や髪型を大人のものに変えて冠をかぶる儀式を行ったそうです。時代を経て, 形式は変わりましたが, どの時代でも15歳前後が, 成人と認められました。現在では20歳で成人式を行っていますが, 立志式はその名残として行われているようです。
阿室校の14歳(中学2年生)は1名ですが, 講師の村野巳代治さんをお招きして, 保護者や集落の方々と, この日を祝いました。立志の決意と題した作文の中では, これまでできなかったことを反省し, 自分の将来を, この奄美の地で学んだことを還元したいという強い意志を発表していました。
地域の方々に励まされた今日は, 将来の自分を約束する日になりそうです。
今年最初の行事「書き初め大会」が土曜授業を用いて行われました。
毎年恒例の3学期最初の行事。今回も湯湾在住の岩本先生が教えに来てくださりました。
岩本先生は毎回この書き初め大会のためにお手本も書いてくださります。ありがたいことです。
小学1年生~中学3年生まで同じスペース同じ時間を共有し「書き初め大会」に臨む。毎年のことですが気持ちを新たにやや緊張した趣で文字を書くこの時間は,子どもたちにとってとても有意義な行事だと思います。
今回書き上げたものは,AMAMI市美展に応募します。
阿室校恒例のもちつき交流会が開かれました。4月の田植え, 根かき, 稲刈り, 脱穀と保枝久信さんの指導のもと, 平田・阿室・屋鈍の老人会の方々の協力を得て, ここまできました。子どものたちや職員が一丸となってこの交流会のために欠けた米や汚れたものをとり除く選米に努めてきました。子どもたちや職員で, 豚汁やフルいりき(ニンニクの葉と豚肉の味噌炒め), 赤飯のおにぎりを作り, つきたてのお餅と一緒にみんなでいただきました。お餅はきなこでおいしくいただきました。
度重なる台風や長雨の影響で, 今年は昨年に比べて不作となったようですが, その分ひとつひとつに思いを込めて, もちをつくことができました。
この稲作活動は, 学校内にある田んぼで育て, 収穫し, それを食すまで一連の活動になっているので子どもたちにとってはもちろんのこと, 職員や保護者にとっても大変意義のある体験活動となっています。お世話にみなさまに感謝です。
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