阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)
創立144年の伝統ある小・中併設の小さな学校です。 一番多い時には,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても24名です。 小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。 本校は,学校内にあるたんぼで,地域の方々に協力をいただきながら行う稲作活動や阿室川でのリュウキュウアユの調査,世界自然遺産の島にある学校として積極的に行うSDGsの取組など,環境学習に力を入れています。 どうぞ,このブログで私たち阿室校の様子をください。
随分前,宇検村の体育館が台風の被害を受け,使えなくなっていたことをご紹介しました。
屋根,壁,床などほとんど新築に近いほどの改修工事がようやく終わり,この度,多くの人々の参加のもと,改修工事竣工記念式典が盛大に行われました。
“音楽とスポーツの集い”と題されたその記念行事では,まず村内全ての児童生徒が,『 I Love 宇検村 』を大きな声で合唱しました。
いろいろな都合で参加できなかった子どもたちもいましたが,村内児童生徒が一つの舞台の上に集まると,壮観でした。
その 後は,村内の島唄の唄者“石原久子さん”とその弟子“前山真吾さん”による島唄の演奏,開運太鼓の演奏と続き,改修記念にふさわしいイベントとなりました。
午後からは,ソフトバレーボール大会も催され,体育館の中に賑やかな声が響き渡った一日でした。
素晴らしい記念行事でした。
子どもたち,よく頑張りました!
管理人
4月の3連休,5月の4連休と,大型連休が終わろうとしています。
さすがに,子どもたちの姿は見られず,学校の校舎が何となく寂しそうです。
今年の連休は,絶好の天候に恵まれ,乾いた心地よい風が肌に気持ちよい日々が続きました。
シマ(集落)では,いつにも増してゆったりとした時間が流れていました。
子どもたちは,ほぼ島内で過ごしていたようで,昨日は,校区内の海岸に数家族が集い,海辺での遊びに歓声を上げていました。
さて,明日からいよいよ学校です。
気分もリフレッシュしたことでしょうから,また何事にも一生懸命取り組み,自分の目標に向けて努力を積み上げましょうね。
“ 連休の疲れが・・・?” なんて,言っている場合じゃないよ
連休中ゆっくり島内の学校を巡り,改めて島の素晴らしさに気づかされた管理人
サービスショットを少しばかり・・・
【 大和村の風景 】 【瀬戸内町 ホノホシ海岸の風景】
いつも “ 阿室っ子日記 ” を御覧いただき,ありがとうございます。
平成23年の9月に再スタートした『阿室っ子日記』ですが,皆さんのご支持をいただき,約1年7ヶ月で“20000人”の方々が,ブログを見てくださったことに,心から感謝申し上げます。
23名の児童生徒と,それを支えるスタッフと,保護者と地域の方々と・・・,そこにはいろいろな出会いがあり,ふれあいがあり,発見があり,そして成長があったと思います。
今後も,児童生徒の笑顔を中心に,話題を提供していきたいと思いますので,今後も時々覗いていただけると幸いです。
※ 時間があり,気が向いた時には,コメントをお待ちしています。
~ どうか どうか
~
管理人
諸事情により,ただ今,公開と更新を停止しています。
御迷惑をおかけします。
管理人
今日は日本全国、とても寒い一日でした。
宇検村でも朝の気温が11度、日中の最高気温も11度と、一日中とても寒い一日でした。福岡では最低気温ー2度と各地でも本当に寒い日となったようでした。
また、阿室ではあいにくの雨の降る朝のスタート。こちらは、冬でも暖かな日が多いので、阿室の子たちは寒さのために小さくなってしまうのではと思いきや「今日の朝の運動は縄跳びをしよう」という先生方の呼びかけに、元気よく縄跳びが始まりました。
縄跳びの後は、図書広報委員会の子たちが図書館の整理整頓、生活・環境委員会の子たちは室内の清掃と、寒さに負ける様子もなくいつものように元気な阿室っ子たちでした。
そんな子どもたちの姿を見ていて、ふと以前目にした詩を思い出すことでした。
「何も咲かない寒い日は、
下へ下へと根を伸ばせ
やがて大きな花が咲く」
今日のブログは管理人に代わって作成してみました。
久しぶりに朝から天気が良く,太陽がまぶしく感じます。
陽の光はこんなに気持ちよかったのかと,今更ながら感じているのは私だけでしょうか。
掲揚台に掲げられた旗もそよともしないくらい,無風状態。
昨日までの強風が嘘のようです。
気温もぐんぐん上がり,窓を開け放った室内でも何と25℃を指しています。(太陽光が当たったのかな?)
こんな日は,何だか気持ちまでわくわくしてきます。
それは子どもたちも同じみたいで,教室にこもっているのがもったいないみたいで,休み時間になると校庭にかけだして来ます。
そんな中,校庭の奥で工事が始まりました。
昨年の大雨で崩れた “ ブロック塀 ” の補修工事です。一旦は工事が決まったのですが,折からの台風の被害の復旧で,作業が遅れていたのです。
この塀は,実は“ハブ避け”の塀です。
ハブの活動時期に間に合って良かった
管理人
今までの練習を通して,
等について,教えていただきました。
今日は,実際に曲に挑戦しました。
曲は,『もしもしかめよ,かめさんよ・・・』です。
このメロディーを三味線で弾くのです。
曲を三味線の弦を “ 押さえる番号 ” で表すと
『 6 5 6 5 5 5 5 4 4 3 4 5 5 ・・・』となります。
始めは,手探りで音を出していた子どもたちも大人も,段々曲に聞こえるようになっていきます。
最後には,六調の伴奏も教えていただきました。
それは,一番下の3番の弦を,“ 3下がり ” で調整するのだそうです。
六調の伴奏ができるようになれば,奄美の文化に一層近づけたことになります。
みんな,頑張るぞ
管理人
ここ崎原地区(宇検村の西の端)は,冬場の季節風が強いことは,何回も紹介してきました。
実は,それはただ強いばかりではなく, “ 潮 ” もたくさん運んでくるのです。
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そのせいで,植物の苗等を大事に育てても,一晩潮風に吹かれると塩漬け状態となり,数日後には枯れてしまいます。
これは, “ レンギョウ ” です。
夏場の重なる台風の影響もあるのか,風に吹かれてほとんど枯れてしまいました。
その場所に, “ クロトン ” を新しく植え込んだのですが,根付くかどうか心配していました。
すると,いつの間にか立派な “ 暴風柵 ” が出来つつありました。
聞けば,学校用務員の政野さんが作ってくれたそうです。
無事に根付き,子どもたちのようにすくすくと育ってくれることを祈るばかりです。
管理人
昨年末行った行事で,まだ紹介していないものがありましたので,ご紹介します。
12月の中頃,家庭教育学級の一環として,親子料理教室を行いました。
料理教室と言っても,メニューがすごいのです。
公民館を借りて,それぞれのコーナーを作り,子ども達や保護者が挑戦しました。
講師はもちろん,,その国に住んだことがある保護者の方々です。
メキシコ料理は,トウモロコシの粉でトルティーヤを作り,それにチリコンカン風の炒め物を挟んで揚げた物に挑戦しました。
これは,サルサソースをディップしていただきました。
韓国料理は,韓国風海苔巻きに挑戦です。
まず,中に巻く具材を作ります。
卵焼き,ほうれん草,キュウリ,つけあげ,等
次に,子どもたちが見よう見まねで,巻きすを使って巻き寿司づくりに挑戦します。
具をたくさん入れすぎたり,なかなか巻きすをうまく使えなかったりしましたが,どうにか形になっていました。
お菓子作りは,シフォンケーキに挑戦しました。
卵を割って,黄身と白身に分けたり,卵白を泡立てたり,出来上がったタネを型に流し込んだりと,割と手際よく作業を進めていました。
興味津々で手伝っている女の子達に比べ,男の子は引き気味だったでしょうか。
出来上がった料理は,その後の子ども会の中でみんなで楽しんでいただきました。
お陰様で,国際色豊かでバラエティーに富んだ料理教室が楽しくできました。
皆さん,お疲れ様でした。
サルサソースが病みつきになりそうな 管理人
今の室温は18℃,丁度活動しやすいくらいの気温です。
ニュースで,北海道の吹雪について報道していました。
強風で送電線の鉄塔が倒れ,長時間の停電が発生しているとのことでした。
御存知のとおり,ここ崎原は “ 停電のメッカ (?) " です。
今年も何回も長期間(5日間)の停電が発生し,その度毎に “ 電気のありがたさ " を痛感してきました。北海道では,電気がないため,暖房もままならないとのこと・・・,不便だけでは済まないようです。
心よりお見舞い申し上げます。
今日の阿室は,久々のまとまった雨。校庭も池のようになりました。
そんな中,中学校は,期末テストの2日目。
英語,美術,社会に挑戦しています。
見回っていると,生徒達から “ 英語と社会は,同日に組まないで欲しい。" と注文がありました。覚えることが多いのだそうです。・・・気持ちは分かりますが,計画的に学習すれば問題はないよね。
頭に詰め込んだ知識を総動員し,互いに結びつけて,最善を尽くして欲しいものです。
その時その時精一杯取り組むからこそ,終わったときの開放感が倍増するのです。
最後まで,粘り強く頑張ろう!
管理人
15日木曜日に紹介できなかった「阿室っ子ニュース」を今日はお届けします。
まだ少し早いですが、今年を少し振り返ってみると、夏の台風や大雨被害がとても印象に残っています。10月までは台風の心配が続きましたが、さすがにもうその心配は無用です。しかし、台風のつめあとはまだまだ阿室校には残っています。校舎天井のパネルの欠落や雨水による床のひずみ・盛り上がりの跡、校庭の木々の様子や強風で土の削られたグランド。
昨日は、全校児童生徒・職員で「きょらタイム」を行いました。「きょら」とは奄美の方言で「美しい・きれい」という意味です。子どもたちは、校庭に舞い上がる砂を集め教室・廊下が汚れないようにその撤去を行いました。また、職員では、台風で壊れた田んぼへの引水路の修理(これがないと田んぼに水を引けない)。このような作業は時間もかかりますが、自分たちの手で、時間をかけて行う営みが子どもたちの内面に根付いていくもののような気がします。
子どもたちや職員のおかげで、砂ぼこりも少し解消できました。また、来年も田植えが順調にできそうです。
1つ寂しいニュースもありました。
4月に東京から転校してきた小学4年生の児童が元の学校に帰ることとなりました。家庭の事情で10月には帰らないといけないことは当初より分かっていたことですが、やはり寂しい思いがします。阿室っ子の一員として、すっかり阿室校に馴染んでいたのですが‥‥。
東京の学校でも元気で頑張ってほしいと思います。
また工事? と,心配されるかも知れませんが,今回は違います。
以前より村教育委員会にお願いしていた『給食室への渡り廊下』の工事なのです。
本校の校舎と給食室は,約7~8m離れているのです。
今までは雨の中を給食食函等を運ばなければならず,また手がふさがっているため傘も差せず,どうしても急ぎ足になり,安全面でも問題がありました。
梅雨時期など,強い雨の間をぬって食函を取りに行っていました。
ようやく念願が叶い,渡り廊下を設置してもらえることになり,大変喜んでいるところです。
昨日,鉄骨の骨組みが出来上がりました。
立派な渡り廊下ができるのがとても楽しみです。
良かったね,子供たち
これで濡れなくても済むね。
~ どうか どうか ~
管理人
台風一過の言葉のとおり,朝から抜けるような青空です。空気も乾き,冷たい風が肌に心地よい日となりました。子どもたちも学習が進むことでしょう。
今回の台風21号は,勢力が今までの台風(910hP前後)と比べ弱い(985hP)ので,何となく大丈夫だ・・・という思い込みもあり,昨日の朝の風の強さに,いささか面食らった感じがしました。
やはり,慣れ(狎れ)は,禁物です。
朝,6時前に外を歩いてみると,強風で体を吹き飛ばされるような恐怖感さえ感じました。実際に,何度か物陰に身を隠し,強風をやり過ごしもしました。
いろいろな情報を集め,結局,児童生徒の登校時の安全を確保するため『連絡があるまで児童生徒は自宅待機』,その後経過を見て『11時半をめどに登校』としました。
もちろん,保護者にお願いして,車で送っていただきました。(小規模校だからできる技です)
学校に入れば,もう安全です。
4校時から普段と変わりない学習活動を行った次第でした。
同じ奄美大島でも,同じ宇検村内でも風の当たり方が全然違ったみたいです。
ここ阿室は,奄美大島の東側を台風が通るときは,やはり要注意です。
結局,強風が収まったのは,夜遅くでした。
それにしても,今年は台風に悩まされます。
早く台風シーズンが去ってくれないかと祈るばかりです。
台風になんか負けないぞ
管理人
今回の台風21号は,勢力もさほど強くなく,安心かな?と思っていました。
しかし,今朝の6時の状態は,雨こそ降っていませんが,ビュービューとうなり声を上げて強風が吹き荒れています。風が強く,真っ直ぐ歩くのに苦労しました。
学校に歩いてくるまでに,何度体ごと後ろに飛ばされそうになったことか・・・。
早速,測候所に連絡したり,インターネットを調べたり,外の様子を確認したり・・・。
結局,子どもの登校時の安全を確保するため,しばらく(連絡するまで)自宅待機としました。
今は,じっと待つしかないようです。
早く,過ぎ去ってくれ
幸いにも,電気は点いています。
後しばらく待っていてね,子どもたち。
管理人
秋は,研究公開のシーズンです。
各学校で,2~3年間取り組んできたことを先進事例として公開するのですが,今回与論町立那間小学校の公開に参加する機会を得ました。
奄美大島から与論島へは,船と飛行機が出ているのですが,船は公開の時間に間に合わず前泊が必要となるので,当日,飛行機で向かいました。奄美大島から沖永良部島に飛び,そこからまた与論島に飛びました。改めて鹿児島県の広さを実感する思いでした。
那間小学校の研究は,『ICTを利活用した学習指導法の充実』をテーマに掲げ,学校全体で取り組んでいました。学校全体が一つの方向に動いているのが,児童の姿や教師の姿等からよく分かりました。
中でも,ICTの利活用を推し進めるだけではなく,それを一つのツールと捉え,従来の板書の充実やノート指導にもしっかり取り組んでいる点が素晴らしいと感じました。
那間小は,電子黒板2台,教材提示装置(各教室に設置),タブレット端末(5年生児童全員が個々で活用)等,ICTを進める上で機器等の環境は本校とは大きく違うのですが,本校で活用できることから始めたいと考えることでした。
那間小の皆さん,お世話になりました。 ~ どうか どうか
~
管理人
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