『“ふれあい餅つき大会”を行いました。』・・・その④
餅つきの合間に,稲作活動で穫れた“稲わら”を使って,学校の玄関用のお正月用の“しめなわ(注連縄)”を作っていただきます。
・・・と言っても,こればかりは,地域の老人会にお任せです。
3人がかりで編み上げていきますが,中学生が手伝います。
いつものように,立派な注連縄が完成しました。
・・・その⑤につづく
管理人
阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)
創立144年の伝統ある小・中併設の小さな学校です。 一番多い時には,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても24名です。 小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。 本校は,学校内にあるたんぼで,地域の方々に協力をいただきながら行う稲作活動や阿室川でのリュウキュウアユの調査,世界自然遺産の島にある学校として積極的に行うSDGsの取組など,環境学習に力を入れています。 どうぞ,このブログで私たち阿室校の様子をください。
餅つきの合間に,稲作活動で穫れた“稲わら”を使って,学校の玄関用のお正月用の“しめなわ(注連縄)”を作っていただきます。
・・・と言っても,こればかりは,地域の老人会にお任せです。
3人がかりで編み上げていきますが,中学生が手伝います。
いつものように,立派な注連縄が完成しました。
・・・その⑤につづく
管理人
餅がつきあがると,餅を丸める舞台の活躍です。
これは主に小さな子どもたちの受け持ちです。
おばぁのちぎったホカホカの餅を,小さい手で一つ一つ丸めていきます。
もちろん,おばぁたちとのおしゃべりも欠かせません。
不揃いの形は,子どもたちの個性を表しているみたいです。
・・・ その④につづく
管理人
いよいよ,餅つきです。
つきはじめは,子どもには難しいので,大人が押し固め,餅つきがしやすいようにします。
小さな子どもは,杵を持ち上げるのも大変なので,大人が手伝って,餅つきを体験させます。
上学年からは,一人でも大丈夫です。周りの大人をはらはらさせながらも,餅つきを楽しんでいるみたいです。
決してリズムよくとはいきませんが,白いきれいな餅がつきあがっていきます。
・・・ その③につづく
管理人
朝の9時前から,地域の老人会の方々や保護者の方々が,学校に集まってこられます。
そうです,今日は,“ふれあいい餅つき大会”です。
思えば・・・,
2月に種籾を蒔いて苗を育て
4月に田植えをして
7月に稲刈り
8月に脱穀・・・,と一連の稲作作業を行い,71kgの餅米を収穫することができました。
餅つき大会は,この一連の活動の集大成としてお世話になった老人会の方々をお招きし,お礼の思いを込めて交流させていただく大会としています。
まず,大きな蒸し器を2つセットし,25kgの餅米を蒸す作業です。
大鍋に湯を沸かすのにも時間がかかり,餅米が蒸し上がるのには,約1時間かかります。
【蒸し上がるまで,しばらくお話に花が咲きます。】
子どもたちはこの間,昼食の準備のお手伝いです。
メニューは,“フリイリキ”と“とん汁”・・・野菜の皮をむいたり,小さく切ったりと危な気な手つきて゜大活躍です。
さあ,そうしている内に,餅米が蒸し上がったみたいです。
・・・その②に続く
管理人
随分前のことになってしまいましたが・・・,学習発表会の⑤をアップするのを忘れていました。
11月10日・・・秋の頃を思い出しつつ,眺めてください。
さあ,いよいよ,メインイベントとも言える阿室校伝統の“小中合同で行う劇”の番です。
この日のために,生徒達と話し合い,ストーリーを作って脚本を考え,練習を繰り返してきました。何せ,小学1年生から中学3年生までいるので,その役の配分から大変なのです。発達段階を考えつつ,適材適所を原則に・・・。どの子どもも達成感を味わえるようにと,担当が配慮し,調整します。
ちなみに,大体のストーリーは,次のとおりです。
『 阿室校伝統の団体演技の発表を間近に控えた子どもたちが,先輩達が挑戦した“ダブルダッチ”に挑戦するがうまくいかない。何度も練習をするけれど,なかなかうまくならない。互いに励まし合って練習に取り組むが,そのうちに不協和音も聞かれ始める。そんな時,ケンムンが登場し,“そんなことやめれば”と言う。伝統を途切れさせるわけにはいかないと,みんなで頑張ろうと思い直し,自分たちの得意なことをやればいいことに気づく。それは“一輪車”。はたして,皆が自信を取り戻し練習した結果,ダブルダッチもできるようになり,伝統がを守ることができた。 』
練習時間は,放課後も活用し,自主的な練習も促しました。
リハーサルも行いましたが,当日の演技が一番だったように感じました。もちろん会場の方々からも惜しみない拍手と賞賛の言葉をたくさん頂きました。
子どもたちの精一杯の演技に感動するより,なぜか“ほっ”とした管理人でした。
本当に御苦労様でした。
人数が少ない分だけ出番が多く,大変だったと思いますが,頑張った分だけ達成感を味わえたことでしょう。この成功体験を次の機会に生かそうね。
管理人
クリスマスを間近に控え,阿室校にサンタクロースがやって来ました。
子どもたちが2階のオープンスペースで英語活動をやっていると,突然,階段の方から大きな声が響いてきました。
『ホッ,ホー』
『ホッ,ホー』 『メリークリスマス メリークリスマス 』
赤い衣装に,長くて白いひげ。ふくよかな大きなおなか。
子どもたちがいつも絵や写真で見ている“サンタクロース”がやって来ました。
サンタクロースさんは,子どもたちからの質問に丁寧に答えます。
・どこに住んでいるのですか。
『北極です。』
・子どもたちに配るおもちゃは,どうやって集めているのですか。
『北極の工場で作っています。』
・どうして,ひげが白いのですか。
『年をとっているからです。』
・どうして,服装が赤いのですか。
『昔,赤組だったからです。』・・・???
しばらくするとサンタさんは,他にも行くところがあると言って,大急ぎで帰って行きました。
サンタさん,いつも子どもたちに夢を運んできてくれて,ありがとうございます。
来年も待っています。 北極で風邪を引かないようにね。
管理人
阿室校では,互いの指導力の向上のため,校内研修に取り組んでいます。
今回は,第2回目のビデオ映像を使った授業研究会を行いました。
小学部から3,4年生の算数の授業,そして中学部から社会科の授業の様子が提供されました。
研究の視点は,
◎ 言語活動を通して意見をつなげ合う活動の工夫
(1) 言語活動を通して意見をつなぎ合わせる活動の工夫
(2) 活動を支えるワークシートの工夫
の2点です。
2つの班に分かれ,ビデオ映像と授業者の解説を元に,効果的な手立てのあり方を検討しました。
今回は,教育事務所の指導主事や村教委の指導主事もお招きしましたので,今後の研究の方向性についても指導して頂きました。
子どもたちのために,しっかり研修し,指導力を高めていきたいと思います。
管理人
学校がある阿室集落は,大正5年に,子どもの火遊びを原因となる“阿室大火”を経験しています。
12月1日,集落内にサイレンが鳴り響きました。
『訓練火災,訓練火災。集落民は,直ちに阿室墓地まで集まってください。』の放送が流れ,手に手にバケツを持った人々が走り,墓地に急ぎます。
墓地付近では,人々が阿室川からバケツリレーで水を運び,火元に向けて水をかけます。
そのうちに,消防団のポンプが到着し,川から水をくみ上げて火元にかけ,一次訓練は終了となります。
二次訓練は,消火栓からホースをつなぎ,放水する訓練です。
男性だけでは無く,女性陣も積極的に訓練に参加し,実際に放水訓練も行います。
この日は,集落内における“たき火”も禁止となります。
大正年間から百年以上続いている訓練が,人々の意識を高めていることは言うまでもありません。
皆さん,いつも心に “ 火の用心 ” を意識しましょう。
管理人
低学年の算数の参観の機会がありました。
1年生は,『三つの数の計算のしかた』
2年生は,『九九より多い数の計算の仕方』 でした。
両学年とも,担任の指示により,今までの学習経験をもとに自分たちで解決方法を探り,それぞれ学習目標を達成していました。
本校では,授業の中の“言語活動”を活性化させ,授業の充実・深化を図っていくかを研究していますが,その意味では子ども同士の意見交換がよくなされていたと思います。
ただし,2年生は“1人”なので,担任が児童役となり言語活動を促していく必要があるのですが,低学年の複式でそれを行うのは,なかなか難しいようです。体が二つ欲しいと言うのが,担任の本音でしょうか・・・。
管理人
薄曇りの天気,風も無く,ほどよい気温。
まさに校内持久走大会には,絶好の日和となりました。
子どもたちが挑戦するのは,800M,1600M,3000M,5000Mの4つの距離です。
それぞれ自分の走力に応じてエントリーするのですが,低学年,中学年,高学年と中学校女子,中学校男子に分かれているようです。
沿道には,保育所生を始めPTAの方々,集落の方々が出て,一生懸命走る子どもたちを盛大な声援で後押ししてくれました。もちろん,“チヂン(奄美の太鼓)”も欠かせません。
声援のおかげか,試走の時よりタイムを縮めた子どもが大半でした。
開会式の中で出された“自分に克つ”という目標は,みんな達成していたようでした。
子どもたちの頑張りに,心から拍手を送りたいと思います。
また,走路の安全確保のため,村内の中村建設さんが立哨指導をしてくださいました。
お忙しい中,子どもたちのために駆けつけて頂いたことに対し,心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。
このように地域の温かい“ゆりかご”の中で子どもたちは育まれているのです。
~ どうか どうか ~
管理人
小学5,6年生は,外国語活動が年間35時時間組まれているのですが,小学低・中学年でも“外国語に親しむ活動”に取り組んでいます。
今回は,教室内のいろいろなものを英語で表す活動を通して,英語に親しんでいました。
アニーが示すカードには,【 鉛筆 , 黒板 , 消しゴム , 机 , いす 等】の絵が描かれていて,子どもたちはそれを見て間髪を入れず英語で答えるのです。
子どもたちは,初めのうちは問いかけられてもなかなか大きな声では返答できませんでしたが,慣れると段々声が大きくなり,自信を持って答えていました。
きっとこの積み重ねが,英語好きの子どもたちを育ててくれるはずです。
管理人
小学部と中学部の持久走の練習を同時間に設定し,『路上での試走』わ行いました。
もちろん,児童生徒には安全面の注意をしっかりして,各場所に教職員を配置して,また救護車まで準備し,万全の体制で臨みました。
子どもたちは,校庭での練習とは違った雰囲気の中,精一杯自分の力を発揮し,いつもより良いタイムを出していました。
さあ,本番は明後日5日です。
今日の試走を参考にペース配分をして,最高のタイムを出そうね。
いつも応援しています。
管理人
12月13日(金)は,いよいよ阿室校の稲作活動の集大成とも言える“校内餅つき大会”です。
これに備え,脱穀した籾を精米しました。
すると,10kgの袋が7袋,そして1kgの袋が1袋できあがりました。
合わせて71kgの餅米が穫れたことになります。
今までで,一番の出来ではないでしょうか。
それに,虫食いのお米がほとんど無く,真っ白くきれいな餅米ばかりです。売り物にも負けないくらいです。
無農薬でこの出来は素晴らしいと思います。
きっと白くておいしいお餅ができあがることでしょう。今から楽しみです。
今までの老人会・地域の方々のご協力に感謝・感謝です。
管理人
いつもは,役場のある“湯湾”であるのですが,今回は場所を変えて“阿室校の校庭・阿室のゲートボール場”を会場として行われました。
阿室校の校庭には,2面のゲートボール場が設定され,7チームの参加を得て賑やかに行われました。
ゲートボールのルールはなかなか難しく,よく分かりませんが,傍から見ていると“チームプレイ”であることは確かなようです。
お年寄りの方々が元気にプレイをされる姿は,見ていてほほえましく,また頼もしい限りでした。
秋の穏やかな休日の,ゆったりとした一日でした。
管理人
先日,“鹿児島の桜島で初冠雪”の便りを聞きました。確実に冬がそこまでやってきているみたいです。
南国,奄美大島の宇検村も,今日は冷たく感じます。
冷たいと思って外気を測ってみると・・・,何と15℃。風が強いので体感温度が低く感じられるのでしょう。
さてそんな中,中学部では“期末テスト”の3日目が実施されています。
2校時は,『英語』 リスニングテストもあり,各教室から英語の音声が聞こえてきます。
それに合わせて動く鉛筆・・・。
あと少しです。 頑張れ。
勉強してきたものをすべて出し切ってください。
ケアレスミスに要注意・・・1点を大事にしようね。
管理人
3,4年生を対象に,食育の授業を行いました。
今回も,田検小の栄養教諭の児玉先生に来て頂いて,担任のTTで専門的な見地から指導をお願いしました。
題材名は,『食べ物の働きを知ろう』で,この授業のためにあらかじめアンケーを実施し,子どもたちの好き嫌いを把握した上で授業を行いました。
授業を通して子どもたちは,“体のためによい食べ方”について考え,食べ物の仲間分けやバランスの良い食事について理解していました。
分かったことは,家庭でも話題にして,是非健康な食生活を実践して欲しいものです。
児玉先生には,給食時間に“全体への講話”をお願いしたり,給食室の作業点検・衛生指導をお願いしたりと,大変お世話になりました。
ありがとうございました。
~ どうか どうか ~
管理人
中学部では,今日からいよいよ期末テストが始まりました。
今日第1日目は,
2校時 国語
3校時 技術・家庭
4校時 美術
の試験が計画されています。
生徒達は,この日のために計画的に復習に取り組み,自信を持って受けていると思います。
実際,試験を受けている所を覗いてみたら,鉛筆の音だけが響き,答案用紙を埋めていました。
さあ,今日から3日間,頑張るぞ
体調管理に気をつけてね。
管理人
後半は,PTAによる合唱で始まりました。
曲名は “ この星に生まれて ”
何と3部合唱に挑戦しました。
3回の練習しかしていないとは思えないほど,すてきな歌声が会場に響き,たくさんの拍手をもらっていました。
親子読書会は,詩の朗読を行いました。
先日亡くなられた,詩人の“やなせたかし”さんの作品を紹介し,その世界観を味わうことができました。
子どもたちだけでは無く,保護者の方々も活躍するのが,本校の学習発表会なのです。
本当に,御苦労様でした。そしてありがとうございました。
・・・ その⑤につづく
管理人
次は,小・中それぞれの“総合的な学習の時間”で学習したことの発表です。
総合的な学習の時間は,小学校3年生から始まり,
① 自分で課題を決め(もちろん,発達段階を考え,教師が支援しています)
② 調べて,まとめる 活動が基本です。
3,4年生は,集落のことについて,劇仕立てで発表しました。
5,6年生は,奄美群島日本復帰60周年にちなんで,復帰時の人々の生活や運動等について,パソコンを使って映像も映しながら分かりやすく発表しました。
中学生は,代表の太我君が,キャリアー教育の一環として職業調べを行った,“海上保安部”の仕事について,映像も交えて発表しました。
どれも分かりやすくまとめられていて,会場の方々にも好評でした。
・・・ その④につづく
管理人
本校では,学校田で作った餅米で,12月に“餅つき大会”を行っています。
今日は,無風の上,良い天気だったので,8月に脱穀して保管していた籾を,天日に小一時間干す作業をしました。
校庭に大きなシートを何枚も広げ,その上に籾を広げます。
約7袋の籾も,子どもたちの手にかかればすぐに平たくなりました。
幸い,雀は気づかなかったのか,近づいて来ませんでした。
これで,精米すると,おいしい“餅米”となるはずです。
さあ,何キロのお米が穫れるでしょうか。楽しみです。
管理人
最近のコメント