阿室校では,中学校2年生を対象に,立志式を行っています。
今日は,全児童生徒,そして保護者や地域の方々のご出席のもと,厳粛な内に立志式を行いました。
対象者は,郁海君と風太君の2人です。
校長先生の式辞の後,2人の決意表明がありました。
郁海君は,『不撓不屈』を目標に掲げ,自分の意思を明確に持ち,周囲の人々に感謝しつつ努力を重ねていきたい。
風太君は,『堅忍不抜』を目標に掲げ,困難に打ち勝って生き,尊敬される人間になりたい。
と,力強く話してくれました。
講話は,ちょうど奄美復帰の年(60年前)に阿室校に勤務されておられた “ 崎 晃夫 ” 先生にお願いしました。
先生は講話の中で,
① 復帰60周年を,全国の奄美関係者が喜んでいること
② 戦争があり,とても生活が苦しかったこと
③ 戦争に負け,信託統治になり,日本から切り離されたこと
④ 苦しい時代だったけれど,人々の心は折れていなかったこと
⑤ 日本に復帰するために,人々が一生懸命頑張ったこと
について話されました。
そして,“人は,どんな時代であっても健康・向学の心が大事であり,求める者には道が拓かれる”,そして “ 目標に向かっての努力は,苦しみが楽しみへと変わっていく ” と結ばれました。
今日いただいた示唆を胸に,今後も子どもたちに語りかけていきたいと思います。
小学生には少々難しかったかも知れませんが,時折冗談も入れながらの御講話はとても有意義な時間となりました。
本当にありがとうございました。 ~ どうか どうか ~
管理人
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