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阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)

 創立143年の歴史を誇る小・中併設の小さな学校です。  一番多い時は,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても19名です。  小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。  学校内にある田圃で,地域の方々の御協力の下,稲作体験活動を楽しんでいます。  どうぞ私たちの学校生活の様子を御覧ください。

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2012年2月 3日 (金)

『立志式』と『島唄の演奏会(教室)』を行いました。

 『立志式』とは,14歳(中学2年生)の生徒を対象に,人生の一つの節目として皆で祝い,今後の健全な成長を願うものです。

 一説には,昔の“元服の儀式”からきているとも,論語の“吾十有五にして,學にに志す”からきているとも言われています。

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 今日は,本校のたった一人の中学2年生 瑛理奈さんのために,保護者はもちろんのこと,来賓・地域の方々が大勢体育館に集まってくださり,一緒に立志式を盛り上げてくださいました。

 ※ いつも言っていますが,本当に子どもを大事にする温かく素晴らしい地域です。

 

 立志式では,人生の一つの節目として今での自分を振り返り,今からの目標を明確にして強く正しく生きていくこと,そして両親を始め,周りの人々に感謝できることの大切さが話されました。きっとこれを良い機会として,これからも進んでくれることと思います。

    

 立志式が終わると,島唄の演奏会です。これは,立志式のお祝いも兼ねていて,毎年行われているものです。

 唄者には,人つながり,唄つながり で来ていただきました。

 今年の唄者は,若手の唄者,松元良作(まつもとりょうさく)さんと山元俊治(やまもととしはる)さんです。

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 阿室校の子どもたちのために,わざわざ名瀬から駆けつけてくださいました。

 お二人とも一度島を離れて仕事をしていたのですが,島唄が忘れられず5年ほど前にUターンして帰ってこられたそうです。

 そしていろいろな場所で唄いながら,島唄のよさを伝えていきたいと熱く話されていました。

 

 はたして,演奏が始まると場内の空気が一変しました。

 三味線の響きと,透き通る唄声・・・,会場内に奄美の風がさーっと吹き渡ったみたいでした。

 島唄は,もともと“女唄”であり,キーが高いので,男性が唄う時には,裏声(ファルセット)を巧に使いますが,それがまた,いいのです。島唄の一つの魅力でしょう。

 引き込まれて聞いていると,背中が “ぞくっとするくらい感動した” 管理人でした。

 

 松元さんも山元さんも,島唄を愛する気持ちが溢れていて,それが唄に乗ってひしひしと伝わって来ました。

 島唄って,やはりいいですね。素晴らしいですね。

 奄美が誇る “島(シマ)の文化” そのものだと感じることでした。

 

 フィナーレは,言わずと知れた 六調・・・お祝いのため,皆で踊ります。賑やかなリズムが奏でられ,おじぃもおばぁも,子どもたちもみなで踊ります。

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 松元さん,山元さん,そして太鼓を叩いてくださった和田さん,本当にありがとうございました。 感謝sign01 感謝sign03 です。  どうかどうか,ありがっさまりょうた

 

  どうかまたご縁がありますように。          flagflag 管理人 flagflag

                        

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