『“八月踊り” が 行われました。』
【八月踊りについて】
南島の正月は,かつて旧暦八月であったと言われる。
この八月正月の中心を奄美では,『三八月(ミハチガツ)』といって,アラセツ,シバサシ,ドンガという祭りが,数日を隔てて行われています。(・・・ここ阿室では,ドンガは,集落全体のものとしては行われていない。)
阿室では,この行事が次のように受け継がれています。
・・・阿室ではと言ったのは,各集落で取り組み方が違うからです。
アラセツ
9月22日(土)の午前5時に,集落のアシャゲ前の広場に集落民が集まり,夜が明けるまで輪になって八月踊りを続ける。
夜が明けたら,トネ屋と神屋と親ノロの3カ所を巡って踊り,それぞれで御神酒と烏賊(のし烏賊の煮物?)をいただいて終わる。
七日七夜
アラセツの晩から,毎晩,集落民が集まって八月踊りをする。(約1時間程度)
シバサシ
9月28日(金)の午前5時に,集落のアシャゲ前の広場に集落民が集まり,夜が明けるまで輪になって八月踊りを続ける。
その後,各家の軒に,“ シバ ” ( 柴 ) を挿して,不浄払いをする。
そうです,“ 阿室 ” は,奄美の伝統が息づき,神々が宿るシマ(集落)なのです。
朝早くから踊って少々眠い 管理人
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