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阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)

 創立143年の歴史を誇る小・中併設の小さな学校です。  一番多い時は,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても19名です。  小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。  学校内にある田圃で,地域の方々の御協力の下,稲作体験活動を楽しんでいます。  どうぞ私たちの学校生活の様子を御覧ください。

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2012年4月25日 (水)

『ハブ対応訓練を行いました。』

 皆さん御存知のとおり,ここ宇検村には“ハブ”がいます。

 ハブは,奄美の森の守り神とも言われていますが,とても怖い存在です。

 今日は,村役場からハブ担当の方とハブ2匹に来ていただき,その習性と対応法についてお話をお聞きしました。

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 まず,ハブの習性では,

 ① ハブは,“夜行性”であること

 ② “熱を発するもの”に対して,攻撃を仕掛けること

 ③ 三角形になった頭の後ろが “急所” であること  等を学びました。

 その後,校庭に出て,実際にハブを芝生の上に放し,行動を観察しました。

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 意外に早いスピードで音もなく進むハブの迫力のあること・・・,子どもたちは,思わず後ずさりをしていました。でも,その気持ちは十分に理解できます。

 鎌首をもたげて攻撃姿勢に入ったハブは,迫力満点でした。

 講師がハブを押さえ,“ハブをさわりたい人?”と聞くと,子どもたちが何人か手を挙げました。

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 触って “冷たい” “ざらざらしている” “表側と裏側の感触が違う” 等の感想を発していました。これも生きる力を育む元となるでしょう。

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 また,先生方にも見学に来ていた保護者の中にも怖い物見たさからか,触る方が多数いらっしゃいました。

 次は,お待ちかねの“ハブ捕獲訓練”です。

 学校にいつ出没するかもしれないハブです。もし,ハブが出たときのために,毎年教職員によるハブの捕獲訓練を行っています。その対象は,“新しく転入した職員・・・”

今年は,坂元先生がその大役を務めました。

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 まず, ①後ろに回り込み,②首(蛇に首があったっけ?)の後ろをハブ取り棒で捕まえ,③ハブ箱に入れて,④蓋をして終わりです。

 大きなハブでしたが,難なく取り押さえ,ハブ箱に入れ込みました。立派なものでした。

その後,もし万が一にも噛まれた時の対応法として,吸引器による毒の吸い出し訓練を行いました。

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 これで,もし噛まれた時はどうすればいいかよく分かりましたね。

 でも,やっぱり一番は,周りの大人に大声ですぐ知らせることです。

 今日学習したことを元に,みんなで気をつけましょう。

 お忙しい中,講師として来ていただいた,宇検村役場の元山さん,村教育委員会の小松さん,本当にありがとうございました。

                                  pencilpencil 管理人 penpen

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