『大変です。 大雨が降って,孤立しています!』
今年は,空梅雨かな?なんてことを言ったのを聞いていたかのように,宇検村で急にものすごい大雨が降り続きました。
阿室もバケツをひっくり返したような激しい雨が降り続き,その結果,湯湾から阿室に通じる道路が,5カ所に渡って崩れ,丸一日以上通行止めの状態です。
その上,その時送電線も切れたため,停電も1日以上続き,やっと先程復旧しました。
そのため,給食室の物資が傷まないか心配で,消防団から発電機をお借りして,給食室の冷凍庫を動かすなど,対応におおわらわでした。
また,今日の給食は,『田検小学校』の給食室から,船で届けていただきました。
船で給食が運ばれて来るなんて,日本中探してもなかなか無いことでしょう。
いろいろな方々に助けられ,ようやく今日を乗り切った気がします。
阿室の方言で言えば,“ どうかどうか ” です。
お陰様で,学校には大きな被害は無かったのですが,校庭の一番奥にあるブロック塀が約7~8mに渡って崩れ,土砂がテニスコートに流れ込んできました。
いやはや,自然の力を再び思い知らされた気がします。
明日は,崖崩れのため今日学校に来ることができなかった屋鈍の子どもたちも,船をチャーターしていただき,船での登校となる予定です。
そうです。
奄美の“シマ”は,昔は,海上交通で結ばれていたのです。
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