『自問清掃』に取り組んでいます。
阿室校では,昨年度より自問清掃について職員が研修を重ね,今年度からその取組を初めているところです。
“自問清掃”は,“無言清掃”とは異なり,清掃活動への取組を通して,以下の心を育てることを目的としています。
・ 我慢する心(がまん玉)・・・しゃべりたくても我慢し、人に迷惑をかけないで行動できる。
・ 人の気持ちを汲む心(しんせつ玉)・・・友達の気持ちを汲み、協力して行動できる。
・ 気づきの心(見つけ玉)・・・汚れたところを発見、気働きして行動できる。
教師は,もちろん一緒に作業しますが,【褒めない,比べない,注意しない】を守らなくてはなりません。
最初の内は,作業時にどうしても注意してしまったり,指示してしまったりしていたのですが,最近ようやく“我慢”することができるようになってきました。
でも,それは,“我慢”ばかりではなく,子どもたちの成長によるものが大きいと思います。
草取りをしていると,自分たちで互いに距離を置くようになったり,自分からとった草を集めたりできるようになってきたのです。
“がまん玉”は,子どもだけでなく教師にも必要でしたが,ようやく実を結んできたみたいです。
もちろん,小学校低学年には少々難しい面もありますが,上級生の姿を見て,段々形になってきたような気がします。
自問清掃で培った“3つの玉”を,これからも大きく育て,学校生活の中で役立てて欲しいと思います。
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