『豊年祭の季節になりました』
奄美の夏祭りと言えば “ 豊年祭 ” です。
いろいろな祭りの中でも,各集落の最大の行事だと言うことができるでしょう。この祭りに合わせて帰省する人も多いと聞きます。
実際,祭り当日に集まってくる人の多さにはびっくりします。
さて,8月11日(土)に,校区の屋鈍集落で豊年祭が行われました。
豊年祭と言えば“奉納相撲”です。
豆力士から体のとても大きな力士まで,たくさんの力士が勢揃いしました。
その中でも,初めて土俵に上がる赤ちゃんは,初土俵入りを行います。
きれいな化粧まわしを締めて,父親に抱えられて四股を踏みます。
これは,子どもの健やかな成長を祈願して行われ,集落の人々へのお披露目でもあると言えます。子どもを“シマの宝”と考える姿勢の表れでもあります。
次は,いよいよ奉納相撲です。
小学生から始まり,中学生,大人へとその舞台が移っていきます。
会場からはチヂンを打ち鳴らしながらのやんやの歓声が響きます。
相撲が終盤になると,力士たちに“力飯(ちからめし)を運ぶご婦人方の“イッソウ”が行われます。
当日は,午後二時から午後六時まで,人々の笑顔と笑い声の中,賑やかな時間がゆったりと流れていました。
相撲を頑張った子どもたち,本当にご苦労様でした。
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