台風のつめあとと友だちとのお別れ
15日木曜日に紹介できなかった「阿室っ子ニュース」を今日はお届けします。
まだ少し早いですが、今年を少し振り返ってみると、夏の台風や大雨被害がとても印象に残っています。10月までは台風の心配が続きましたが、さすがにもうその心配は無用です。しかし、台風のつめあとはまだまだ阿室校には残っています。校舎天井のパネルの欠落や雨水による床のひずみ・盛り上がりの跡、校庭の木々の様子や強風で土の削られたグランド。
昨日は、全校児童生徒・職員で「きょらタイム」を行いました。「きょら」とは奄美の方言で「美しい・きれい」という意味です。子どもたちは、校庭に舞い上がる砂を集め教室・廊下が汚れないようにその撤去を行いました。また、職員では、台風で壊れた田んぼへの引水路の修理(これがないと田んぼに水を引けない)。このような作業は時間もかかりますが、自分たちの手で、時間をかけて行う営みが子どもたちの内面に根付いていくもののような気がします。
子どもたちや職員のおかげで、砂ぼこりも少し解消できました。また、来年も田植えが順調にできそうです。
1つ寂しいニュースもありました。
4月に東京から転校してきた小学4年生の児童が元の学校に帰ることとなりました。家庭の事情で10月には帰らないといけないことは当初より分かっていたことですが、やはり寂しい思いがします。阿室っ子の一員として、すっかり阿室校に馴染んでいたのですが‥‥。
東京の学校でも元気で頑張ってほしいと思います。
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