阿室っ子 (宇検村立阿室小中学校)
創立143年の歴史を誇る小・中併設の小さな学校です。 一番多い時は,500人を超える児童がいたそうですが,今は児童生徒合わせても19名です。 小中併設校の長所を生かし,小中合同の行事を中心に,みんな仲良く生活しています。 学校内にある田圃で,地域の方々の御協力の下,稲作体験活動を楽しんでいます。 どうぞ私たちの学校生活の様子を御覧ください。
その2
校舎2階のサッシが風でねじ曲げられてガラスが割れて,資料室の中が散々なことになっていました。
用務員室の横の屋根の下面が風で飛び散っていました。
ゴールポストが2基とも転がっていました。
体育倉庫の入り口のサッシガラスが割れ,破片が中に飛び散っていました。
そして,学校の施設ではありませんが,職員の住宅の屋根が,めりめりっという音と共に吹き飛ばされ,職員は命からがら隣の家に逃げ込み,難を逃れました。
温室と古くなっていた飼育小屋が,倒壊し,吹き飛んでいました。
大きな木がねじれるように折れるなど,被害は他にもたくさんありますが,大体こんな被害でした。
しかし,みんなで協力して片付け,月曜から平常授業にこぎ着けました。
もちろん,給食もあります。電気が来ていなかったので,給食食材用に発電機を回し,冷蔵庫・冷凍庫を動かし続けたのです。
また,南の方で台風の卵が発生しているそうです。
もう本当に御免です。
いろいろな対応で お疲れ気味の管理人
台風17号は,大きな爪痕を残して,ここ阿室を駆け抜けて行きました。
9月29日(土)の夕方から風雨が強くなり始め,午後6時には,停電となりました。
あとは,暴風雨,暴風雨,暴風雨・・・。ひっそりと身を潜め,台風が過ぎ去るのを一心に祈るだけでした。
いろいろな物が飛んできて,雨戸に当たります。
その度毎に身をすくめ,ガラスサッシが無事だったことをしってほっと息をつく・・・。そして,外で家の屋根に張られていたトタンが飛ばされ音を立てています。・・・被害が出ないように・・・祈るばかりでした。
それが夜中の12時頃まで続きました。
初めて,台風が怖いと思いました。
※ 自然の猛威には,人間の力は無力に等しいのです。集落の方々もこんなに強い台風は,何十年ぶりだと言っていました。
先程,やっと停電と土砂崩れによる孤立が3日ぶりに解消したので,とりあえず無事だという報告のアップでした。幸いにも人的被害はありませんでした。
※ 被害の概要については,またアップします。
管理人
また,台風?・・・子どもたちからも,先生方からも,ため息が聞こえてきます。
最近の台風は,きっちり土曜日,日曜日,祝日と休みを狙って奄美にやって来ます。
子どもたちは,台風の間,家に缶詰状態となるのです。
もしこれが平日に来ていたら・・・,授業のことを考えると,学校としては休みに来てもらった方が良いのですが・・・。
今回の台風17号も,土日にかけて奄美を通過しそうです。
今回の台風17号は,勢力が強く大型で,今年初めて奄美大島の東海上を進むみたいです。
奄美大島の西側に位置し,地形的に北東に開いている阿室にとっては,最悪のコースと言えるでしょう。
停電に備えて,また発電機をレンタルし,給食室の食材の保管に対応することにしました。
そして,一番の心配事は,“土砂崩れ”です。
先日の土砂崩れは“仮復旧”の状態ですから,またいつ崩れるか分かりません。2日(火)には,中学校の修学旅行と宿泊学習が予定されているのですが・・・。
子どもたち,台風の接近時は,海や川に近づいたらダメだよ。
家から出ないでね。
災害がないことを祈るばかりです。
管理人
まだ7時40分を少し過ぎたばかりですが,ほとんどの子どもがもう登校しています。
赤・白各チームの自主練習が続いているのです。
チーム対抗の長縄の練習をしたり,
応援の練習をしたり,
おやおや,ラジオ体操の特訓まで始まりました。
こうした自主的な小さな積み重ねの一つ一つが,運動会を成功に導くのです。
目標に向かって努力する姿って,見ていて気持ちいいですね。
ふと,“ 持っている力は,それを使い果たしたときに伸びるもの ” という『大村はま先生』の言葉を思い浮かべました。まさに,子どもたちは今,伸びているのですね。
子どもたちよ。あと少しだよ,頑張ろうね。
努力した分だけ,素晴らしい“感激と達成感”がきっと待っているはずです。
管理人
昨年の6月から再開したこのブログは,9月からカウンターを付けて 閲覧者数を記録し始めたのです。
それが,台風16号がやってくる前日の9月15日にとうとう10,000人の閲覧者数を達成しました。
丁度,約1年間での達成となりました。
今,改めてブログを振り返ると,子どもたちの1年間の活動の様子が確認できるとともに,それはまた,子どもたちの “ 成長の証 ” でもあるのです。
何の特長もないブログですが,スタート時の『子どもたちの活動の様子をつぶさに見ていただく。』を基本として,今後も言葉と写真で綴っていきたいと思います。
今後とも応援の程,よろしくお願いします。
決して暇人(ひまんちゅ)ではない 管理人
前回の台風15号で大きな被害を受けた奄美大島そして宇検村ですが,気がつけばいつの間にかまた南の方から台風が忍び寄って来ています。
台風16号です。前回の台風より勢力はやや小さいと思っていたのですが,急に発達して900hPaまで強くなるそうです。大きな被害を受けたばかりですので油断は禁物です。まだ道路復旧も仮のままですし・・・。
“幸い” なことに,3連休中にきて,3連休中に去っていく可能性が強く,児童生徒の学習活動には,支障が無いと思われます。・・・子どもたちは,学校が休みにならないかと期待しているみたいですが,・・・。
災害は,もうこりごりです。停電も不自由だし
災害が発生しなければ・・・と祈るばかりです。
それにしても,今年はよく台風が近づいてきます。
管理人
昨9月12日(水)に,第1回目の親子三味線・島唄教室を開催しました。本当は,7月中旬に第一回目を予定してたのですが,講師の御都合で取りやめになっていたのです。
これは,今年から取り組んでいるもので,転入生を中心に“せっかく島・シマに来ているのだから,島・シマの文化にもっとふれさせたい,島唄に挑戦させたいという思いで,開設したものです。はじめは,子どもを対象に参加者を募ったのですが,保護者の方々からも是非参加したいという要望があり,『親子三味線・島唄教室』としました。子ども4人,保護者3人の生徒が集まり,興味津々で講師を迎えます。
講師は,阿室の島唄の第一人者, 『 保枝久信 』 さんです。
まず,お互いに自己紹介を済ませてから,三味線(さんしん)の作りと各部の名称について説明がありました。
① 弦は,男弦(ヲヅル),中弦(ナカヅル),女弦(メヅル)の3本であること
② 弦の調子を調整するところを“カナクリ”と言うこと
③ 開放弦が,“ ソ,ド,ソ ” の高さの音であること
④ 三味線の構え方,ばちの持ち方と音の出し方
後は,実践しながら,体で覚えていきます。
初めは,おそるおそる音出していた子どもたちでしたが,時間が経つにつれて響いた音が出るようになってきました。
さあ,みんなで発表会をするのが楽しみです。
管理人
44日間の長い夏休みも今日で終わり。
土砂崩れは,シマの外ですから,児童生徒の通学には何の支障もありません。
いよいよ月曜からは第2学期です。23日にはもう運動会も待っています。うかうかしている暇はどこにもありません。
そんなわけで,今日は子どもたちの受け入れ体制を整えました。校舎や教室の整理整頓はもちろん,長く使っていなかった子ども机やいすもきれいに拭き,子どもたちが気持ちよく使えるようにしました。
もちろん,校庭の整備もバッチリです。
台風の爪痕など感じさせないように整備しました。
道路が遮断されていますので,明日から始まる給食の食材の船による搬入についても,教育委員会にお願いしました。
さあ,これで準備万端です。
子どもたち,待っているよ。
もし,宿題があと少し残っていたとしても笑顔で登校してきてね。
管理人
昨夜の救援物資による夕食は,パンとおにぎり。
今日の昼食は,村からの炊き出しカレーでした。
そうです,今でもここ阿室集落,平田集落,屋鈍集落は,孤立状態なのです。
湯湾からここまで,5カ所の大きな崖崩れがあり,5日経った今でも,開通にはまだ時間がかかりそうです。
役場のある“湯湾”から,崎原地区に行く村の船が出て,ようやく孤立を少しだけ解消している状態です。
また,8月26日(日)の午後9時頃停電が始まり,やっと昨8月30日(木)の午後6時過ぎにやっと復旧しました。何と足かけ5日間です。ついた瞬間,思わず拍手し,電気のありがたさを痛感することでした。これで停電のため更新できなかったブログもアップできます。
最大910hPaにも発達した大きくて強い台風15号でしたが,幸いにも人的な被害は3集落ともありませんでした。しかし,強い風と雨が長く続いたため,村体育館の屋根が飴のように大きくめくれ上がるなど大 きな被害を村全体にもたらしました。
また,学校にも少なからず被害を及ぼしました。
まず,屋根の排水溝から水が溢れ,2階理科室,廊下と水が滝のように流れ込みました。それが1階まで及び,1階の天井からぼたぼたと水が落ちてきました。
強風で折れたスモモの枝が飛んで,特別教室校舎にある音楽室の窓を破り,その先のドアのガラスまでヒビが入っていました。
幸い,子どもたちの教室には直接の被害が無く,明日からの学習には影響がないだけでも“良し”としましょう。職員でとりあえず片付けを行い,いつものとおり子どもたちを迎えられそうです。
元気な顔を見せて欲しいと思います・・・,待ってるよ!
シマの方々は,こんな時でも泰然自若,落ち着いて見えます。
自然と上手につきあっている感じがしました。・・・見習わなくては。
台風の恐ろしさと,シマの人々の強さを思い知らされた気がします。
管理人
長いと思われていた夏休みも,残すところあと12日となりました。
明日は,2回目の出校日です。
子どもたちの顔を見て生活の様子を確認すると共に,夏休みの課題への取組の様子なども確認します。
子どもたちの笑顔と,たくさんの話が聞けることを楽しみにしています。
さて,昨日8月19日(日)は,校区の阿室集落の豊年祭でした。
日頃の集落とは違い,たくさんの人々が集まり,大変賑やかな豊年祭となりました。
祭りを観ていて,『豊年祭は,ここの人々のアイデンティティーの象徴なのだ』と,思うことでした。言い方を変えると“心の拠り所”と言えるのかもしれません。
もちろん,子どもたちが相撲で活躍したことは,言うまでもありません。
祭りが終わり,また静かなシマに戻った阿室集落です。
管理人
いつも阿室小中学校公式ブログ『阿室っ子』日記を御覧いただき,ありがとうございます。
大雨による災害で,いろいろなことがあった1学期でしたが,お陰様で全員元気に終業式を迎えることができました。
この阿室っ子日記は,今日の終業式を節目に,しばらく不定期の更新となります。
いつもおつきあいいただき,ありがとうございました。
2学期もまた,よろしくお願いします。
・・・と言っても,夏休み中も時々は子どもたちの元気な姿や先生方の姿をアップしていくつもりですが・・・。
管理人
台風7号は,風も雨もそれほど影響は無く,普段どおりの学校の始まりです。
子どもたちは,いつものとおり登校すると,昨日校舎内に避難させた花鉢やプランターの後片付けに取りかかります。
これが今年3回目でしょうか。みんなありがとうね!
さて,午後のうだるような暑さの中,強い日射しの下で黙々と作業する人影を発見!
近寄ってみると,用務員の政野さんでした。
明日実施される“稲刈り”の準備・・・,刈った稲を束ねる“稲”の準備をされていました。
職員が気づかないところで,こうして陰で支えてくださるおかげで,行事がスムーズに進んでいるのです。
本当にありがたいことです。 ~どうかどうか~
明日の天気が良すぎませんように・・・
曇りくらいがちょうどいい! (ちょっと贅沢でしょうか。)
管理人
午前中は,そうでもなかったのですが,徐々に雨が強く降り始めました。
気がついたらいつの間にか台風7号が接近し,今日の夕方から夜にかけて奄美地方を通過するみたいです。また台風か・・・,子どもたちの声が聞こえてくるようです。
午前中は,曇り空。
1,2年生が生活科で,5,6年生が総合で学校の横を通る“阿室川”に出かけました。
水深10cmくらいの川ですが,いろいろな生きものがいます。
海が近いので,満潮時には海の生きものも上がってきます。
今日は,上流部の生きもの調査をし,たくさんの“タンガ”をお土産に持ち帰りました。
“タンガ”とは,“テナガエビ”のことです。短い時間に結構な型のタンガがたくさん獲れたみたいです。
さすがは,自然いっばいの阿室校です。
タンガ・・・素揚げにしたら美味しいのだけど・・・。飼う気満々の子どもたちを前に,そんなことは言えませんでした。
管理人
いやはや,阿室校もインターナショナルになったものです。
6月のアリーサさんとカイさんに続いて,小学校に“アンナ”さんが体験留学に来ています。
アンナさんは,小学校5年生で,アメリカはニューヨーク州のニューヨーク市にあるブルックリン区に住んでいるそうです。・・・阿室のイメージを聞いたところ,『田舎です。』とすぐに返ってきた理由も分かります。
日本語も上手で,子どもたちとの会話には全然不自由しません。
昨日も“水泳大会”に参加しましたが,子どもたちの中に入ると,どこにいるのか分からないくらい馴染んでいます。
今,アメリカの学校は夏休み中,それを利用して日本,そして阿室に来ているのです。
お互いにいろいろなことを教え合い,刺激し合うといいなと期待しています。
アンナさんは,シーフードが少し苦手みたいです。少しずつでも挑戦しようね。
管理人
朝から太陽がぎらぎらと照りつけ,気温がぐんぐん上がっていきます。
室外に置いた寒暖計を見ると,32.5℃を指しています。
体感的には40℃くらいありそうなのですが・・・,豊かな自然に囲まれていることと,風が吹いていることで,気温の上昇が抑えられているのでしょう。
各教室では,一台ずつしかない扇風機が,天井で生温かい風をかき回しています。
そんな中でも,子どもたちは頑張っています。
さて,中学3年の教室で英語の参観授業を行いました。
3年生は,1名なのですが,教師とマンツーマンで英語を楽しんでいました。
受検を控えている中学3年生にとって,夏休みは“勉強の夏”になりそうです。
目標に向けてしっかり頑張ろうね・・・。
いつでも学校は開いていますし,先生たちも待っていますよ。
管理人
今日は,朝から強い日差しが照りつけ,外に立っていると肌がじりじりと音を立てている気さえします。
今回の大雨騒動で,夏至(6月21日)が過ぎたのも気づきませんでした。時の経つのは,全く早いものです。
通行止めになっていた屋鈍への道も,ようやく今朝の7時から通行できるようになり,ようやく 『 日常 ( 平常 ) 』 が戻って来ました。
何も無いこと,・・・やっぱりいいですね。“当たり前のことが当たり前にできることの幸せ”を,子どもたちにも感じ取って欲しいものです。
さて,悪天候のため延び延びになっていいた “ 校内スケッチ大会 ” に早速3,4年生がチャレンジしていました。
花を描く子,橋から見た風景を描く子,港の船を描く子・・・,いろいろです。
それぞれ,自分の思いをたくさん乗せて,描いて欲しいと思います。
個性豊かな作品が仕上がるのが楽しみです。
管理人
心配していた台風4号ですが,暴風雨圏に入ったにも関わらず,思ったより風・雨ともに弱く,校区内の被害も聞きませんでした。 無事が何よりです。
子どもたちは,当然のように登校後すぐに,“鉢やプランター”の後片付けを行いました。
年中行事とは言え,なかなか大変です。
中学生から小学1年生まで,自分の体力に合わせて仕事を分担します。働いているこどもたちを見ると,何とカイさんとアリーシァさんも当然のように片付けを行っていました。その姿があまりに自然すぎて,本校の子どもと見間違ったくらいです。
たった1日で,こんなに慣れるのですね。この順応性の高さに感心してしまいました。
さて,体験入学2日目。カイさんは,書道にチャレンジしていました。その線のきれいなこと,美術として捉えたのでしょうか,伸びやかさが特徴的でした。アリーシァさんは,得意(?)の英語の授業に参加していました。内容は物足りなかったかもしれませんが,最後まで一生懸命取り組んでいる姿が素晴らしかったです。
わずか2日の体験入学でしたが,いかがだったでしょうか。
本校の子どもたちにとってもよい刺激になったみたいです。特に1人しかいない中学3年生にとっては,すごく楽しい時間だったみたいです。
カイさん,アリーシァさん,また阿室校に遊びに来てね。みんなで待っていますョ
管理人
また,台風が近づいています。今度の台風は,奄美地方に接近しそうです。被害が無ければと願うばかりです。
そんな中,アメリカのミシシッピ州から,向こうの夏休み(何と2ヶ月半)を利用して二人姉妹が,阿室校に体験入学にやって来ました。
阿室校の出身の大叔母の紹介で,自分の出た学校を是非体験させたいとの理由でした。
姉のカイさん(14才)は,バイオリン,ピアノ,フルートを演奏するそうです。
妹のアリーシアさん(12才)は,スポーツが大好きで,中でも長距離が得意だそうです。
二人とも,日本語がとても上手です。お母さんに教えてもらっているそうです。
初めは,何だか互いに遠慮していましたが,一緒に勉強したり遊んだり,給食を食べたりしている内にすぐに仲良くなり,積極的に話しかけている様子も見られました。
明日まで阿室校に来てくれます。
子どもたちには,自分からいろいろなことをお話して欲しいものです。
・・・中学生は,自分の英語が通じるか試すいい機会ですよ!
管理人
先日の大雨のため,屋鈍への道が閉ざされていることは,お伝えしたとおりです。
昨日から大型ショベルカーを使って,懸命の作業が続いています。
屋鈍の子どもたちは,道が通じない時は,船をチャーターして学校まで運ぶことを計画していましたが,折からの強風のため,これも断念・・・。
結局,屋鈍の集会所をお借りして,屋鈍に住んでいる“教員”2名と6名の子どもたちの“屋鈍分校”として,学習活動を行うこととしました。
阿室と屋鈍に分かれて学習することになりましたが,それぞれの場所で頑張って欲しいものです。
こんな時こそ,複式学級で培った“進んで学習する”態度を生かして欲しいと思います。
※ 先程,“屋鈍分校”から電話があり,“子どもたちは,みな一生懸命頑張っていた”ということでした。
さすが,阿室っ子です。
明日は,学校に来られるといいね。
管理人
台風3号は,ほとんど影響もなく過ぎ去り,今日は朝から上天気!
夏のような日差しが照りつけます。宿泊学習の子どもたちも,これで存分に屋外活動を楽しめると,一安心した管理人です。
金星が,地球と太陽との間を通るはずだと空を眺めるのですが,小さくてよく見えません。(管理人は,・・・近視です。)
何と,夏の雲も顔を見せています。
台風に備え,校舎内避難させた“植物たち”を,全校児童・生徒・職員でいつもの場所に戻します。今年は,何回こんな作業を繰り返すのでしょうか。
学校の田圃を見ると,台風なんて無かったかのように,稲たちが元気よく育っています。
細い葉の上に,かわいいあまがえるを見つけました。手の指の爪くらいの大きさです。
蝶もトンボも飛んできます。田圃は,ビオトープそのものです。
稲の様子をじっと見てみたら,何と害虫が発生しているではありませんか。
昨年も発生した“イネツトムシ”です。早速,明日の職員作業で,一つ一つ取り除きます。無農薬栽培は手間が掛かりますが,安全第一です。
管理人
いろいろな記念日がありますが,本校の記念日としては,『学校ブログ再開記念日』です。約1年間で延べ6800人の方々に御覧いただきました。
思えば,昨年の6月6日に思い立って中断していたブログを再開し,子どもたちの様子を発信してきました。
遡って見直してみると,いろいろな子どもたちの笑顔がそこにあります。
お陰様で,学校のある日(子どもたちが登校した日)は,毎日更新することができました。
これも,“いつも見ていますよ”とか,“お陰様でうちの孫の様子がよく分かります”とかいう感想のおかげかも知れません。
今後も,子どもたちの“笑顔”を,そして“頑張る姿”をご紹介していきたいと思いますので,よろしくおつきあいください。
PS: お時間があったら,コメントを寄せて頂くと嬉しいです。
我ながらよく続いていると思っている管理人
昨日の夜の天気予報を何度も見ましたが,“曇り” か “雨”
太陽の観察は,ほとんどあきらめて床についた管理人でした。
今朝,ようやく明るくなった空を見てみると,何と “青空” が見えているではありませんか。
これなら観察ができるかもと思いながら,いつもより早く学校へ。
山陰から昇ってきた太陽を見てみると,もう欠け始めています。
しばらくすると,子どもたちが一人二人と集まってきました。まだ,午前7時少し過ぎです。
雲の間から時々顔を出す太陽に歓声を上げながら,観察会が始まりました。
しかし,丁度,蝕が最大になる時に雲が厚くなって観察ができなくなり,子どもたちはぶつぶつ・・・。
蝕のピークを幾分過ぎた頃,また太陽が顔を出してくれました。
金環日食(奄美ではもともと無理でしたが)に近いものは,見られませんでしたが,みんなで宇宙の神秘について思いを馳せた朝となりました。
これが,天体に興味をもつきっかけになるといいですね。
見えただけでもすごいと思っている 管理人
昨年度はじめ,引き継いだ時,コチョウランの鉢が忘れられたようにぽつんと置かれていました。葉の緑が弱々しく,今にも枯れそうな感じでした。
4月の忙しさが一段落したとき,育つかなと思いながら,土を入れ替え,根を整えて植え替えたのです。
すると時間が経つにつれ,少しずつ葉の緑が濃く元気になってきました。
約1年が経った今,ようやく花芽が付き,こうして白いきれいな花を咲かせ始めました。
成長を信じて土を耕し,栄養と愛情を与え続けると,たとえ時間はかかっても,いつかきれいな花を咲かせる・・・。
甘やかしすぎると,弱くなったり根腐れしたり・・・。見守ることの大切さ,タイムリーな手入れの大切さ・・・。
子どもたちも同じかもしれませんね。
学校・家庭・地域の揺りかごの中で,子どもたちを見守り,そしてたくましく育んでいきましょう。
管理人
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